第27話「新監督を追い出せ」
2009年 04月 05日
勝つためのチーム作りにと基礎体力の強化を考え、平均台、跳び箱、鉄下駄、
竹馬、マット運動など、樹理らしい体操を取り入れた練習メニューを用意した。
しかし、竹馬を割り当てられたイチャモンは、なかなかうまくできず、また今までと
違う練習方法にも反発を覚える。
嫌ならユニフォームを脱いで辞めろと樹理に言われ、イチャモン、エキシャ、ラクゴは
その場でユニフォームを脱ぎ棄て、走り去ってしまう。
イチャモン達は、新監督を追い出そうとトロケン達に声をかけ、結局、セオリーとおもちゃや
餡パンで釣った、あや・文三の3人がユニフォームを返してきた。
しかし、樹理は対抗策として新メンバー募集のビラを貼り始めていく。
それを知ったイチャモン達は、ビラをはがして廻ったが、グラウンドに行くと、すでにテスト生が
居て、別の人間にイチャモン達のユニフォームが渡されていた。
ユニフォームを返して欲しければ体操のテストを受けろと言われ、イチャモン達は合格者を
相手に竹馬・タイヤ引き・跳び箱のテストをそれぞれ受ける。
セオリーとエキシャはテストに落ちてしまうが、樹理は敗者復活戦としてマット運動を
課してようやくユニフォームを取り返すことができた。
しかし、これは樹理が仕組んだ芝居でテスト生は全て樹理の友人等(千代子と真弓)が集めた
バイトだったと知る。
怒るイチャモン達に、樹理は「悔しかったらぶつかって来い」と構え、彼らを受け止めていくのだった。
★★★感想
今までいかにも女性的やさしさを売りにしたゆかり監督から、ボーイッシュ(死語)の樹理に監督が
交代してしまった視聴者的?配慮からか、いきなりお色気路線です(笑)。
映像:ファミリー劇場から。それゆけ!レッドビッキーズ(C)石森プロ/東映株式会社
映像:ファミリー劇場から。それゆけ!レッドビッキーズ(C)石森プロ/東映株式会社
映像:ファミリー劇場から。それゆけ!レッドビッキーズ(C)石森プロ/東映株式会社
樹理監督になってから、なんとなく見ていた記憶がよみがえってきました。でも、子供だった自分には
きっと何も感じなかったんでしょう(爆)。残念!!
大人になった今の自分はどちらかと言えば、女性的なゆかり監督の方に好意がありますが(爆)、
子供の頃は、髪の短いボーイッシュな女の子の方が好きだったことを思い出しました。
人の好みは年と共にかわるんだなぁ~と思う今日この頃です。
うむむ・・ファミリー劇場お得意の全話放送してくんないかなー
ポパイに惚れてしまった決定的要因は、次の中のどれでしょうか?
(1)第53話からの朝日放送のオープニング(メガホン片手に駆けて くる(出演者紹介)+子供たちがタイヤにバットを打ち付けている 場面(さ~ん!と言っているのかな?)
(2)第74話「ポパイの背中はなぜか春風」での、ポパイのセリフ「ば あさんでもいいって言ってくれる人のところへ、行くもん!」
(3)第76話「そしてチームは解散した」で、寿司金で熱燗を飲んだ 後、千鳥足で泣きそうになりながら「好きさ好きさレッドビッキー ズ」を口ずさんで帰るシーン
決定的な要因というのはないのですが、強いて言えば、(1)が近いですかね。
(2)や(3)のころには「メロメロ」ではなく「デレデレ」です(爆)。
09年05月24日のブログにも書いたのですが、第46話~48話あたりから、
樹理監督の私服姿が増え、それまでの「鬼監督一辺倒」の演出に変化がうかがえます。
私服=野球以外の部分で樹理監督の人間味が出てデヘヘ(^^;となっていった感じです。
そういう意味では、オバケに怖がる樹理監督を描いた
第46話「お化けとポパイ」で最後、子供たちにからかわれるシーンがよかったですね。
私は監督交代直後からメロメロになりましたよ。ラクゴが樹理が届けた野菜ジュースを捨てる話がありましたよね。そのことをラクゴに告白されたとき、樹理監督はそれを咎めるのではなく、「そうなの…」と答えただけでした。あのときの寂しそうな、それでいて穏やかで優しげな表情にノックアウトされました。
なので登場初期から「鬼監督」というイメージではありませんでした(「鬼」といえば樹理のお兄さんはマジで怖いですね。風貌も…)。
「ファミリー劇場」の放送で樹理登場までは「がんばれ」の二番煎じかな?みたいな印象しかなく、正直惰性で見ていましたが、樹理監督編はキャラが立ってて実に面白かったですね。
はじめまして!初音ミクはだいぶ前に辞めてしまったサロモンです。(^^;
あ~あの悲しげの表情もよかったですね~。
今思えば、男心をワシ掴みにする手法満載ですね(笑)。
星野ゆかり編は、はじめてレッドビッキーズを見る人にはよかったのかもしれませんが、
がんばれ!から見ている人には、リメイクに見えてしまうかもしれませんね。
それが樹理監督編になってから、ようやくオリジナルな
感じが出てきたように感じます。
野球からだいぶ離れたお話にはなってしまいましたが。。。