第21話「その時天使の歌声が・・・」
2009年 04月 05日
練習を直ぐに続けたいミルクであったが、母親から自分の父親(守屋氏)が昔無理をして肩を痛めた
経験を聞かされ、萎縮してしまう。
ゆかりは、ミルクのことが気になり音楽に集中できないでいた。ゆかりは叔父の団兵衛に
ミルクを見てもらうが、肩は治っているハズなのに、何かを恐れてスピードボールを投げ
られないことを聞かされる。
ゆかりのもとに、ジュクとかつてレッドビッキーズのエースでノミさんこと片瀬の二人がアドバイスをしに
現れる。
昔、ノミさんも同じようにボールが投げられなかったことがあり、その時の女監督は、ストライクが
入らなければ、ひとつずつ防具を外していき、ストライクを投げさせたと聞かされる。
ゆかりはミルクを誘い、かつて江咲令子がしたようにプロテクターを外してボールを受けていくゆかり。
最後は目をつぶりミットを構えるゆかりに、ミルクはついにストライクを投げ込む。
その時ゆかりには天使の歌声が聞こえ、コンクールで歌う曲を完成させるのであった。
★★★★感想
久々に登場したノミさん。背が伸びた分かえってひょろひょろ感が強くなり、以前よりよわっちぃ
感じ満載です。(笑)
映像:ファミリー劇場から。それゆけ!レッドビッキーズ(C)石森プロ/東映株式会社
映像:ファミリー劇場から。それゆけ!レッドビッキーズ(C)石森プロ/東映株式会社
映像:ファミリー劇場から。それゆけ!レッドビッキーズ(C)石森プロ/東映株式会社
久々の出演と斉藤とも子さんというアイドルを前に緊張したのかノミさんの短いセリフ
「必死でした。夢中で投げました」という棒読みが最高です!
【2】ドラマの冒頭でゆかり監督がギターで弾いている曲は、斉藤とも子さんのシングルレコード「私は、今・・」のB面の「春の輝く光の中で」だと思うのですが、歌詞の中に「白雪姫」が出てくるあたり、レッドビッキーズのドラマを意識して作られたものなのでしょうかね(作詞は、脚本の上原正三氏だそうです)。ドラマの中では「お蔵入り」になってしまいましたが、ちゃんとレコード化されているところが不思議ですね(笑)。でも、とても良い曲だと思いました。現代のJ-POPなどと称する「歌(唄)として体をなしていない、質の悪い、レベルの低い音楽」とはワケが違います。樹理監督編の「かくし芸大会」で子供達がネタで「風立ちぬ」「ハイスクールララバイ」を歌っていましたが、やっぱり当時は歌謡曲のレベルが高かったのだな、と再認識しました。