第10話がんこな甲子園
2005年 11月 17日
その祖父は、スタイルの野球を見たいと、ビッキーズのグラウンドに直行する。
そこでレッドビッキーズの監督が女の令子と知って、祖父はスタイルを田舎につれて帰ると
言い出す。
その夜、スタイルは田舎に帰るかどうかの件で、祖父とケンカをしたと言って、令子の家に来たが、それを追って姉と祖父も来てしまう。
女監督など言語道断と言っていたが、祖父が甲子園に出場していた話になり、令子の野球に関する知識の豊富さを知り、女監督の采配を見て、スタイルを田舎に連れ帰るかどうかを決めると言い出した。
そして日の出地区、少年野球リーグ大会で、ブルーチキンズと対戦するレッドビッキーズ。
スタイルの祖父と姉が見守る中、試合が始まるが、スタイルは緊張してミスを犯してし、それをきっかけに、相手に先制を許してしまうレッドビッキーズ。
令子はシューズの汚れを気にしていたスタイルに、スパイクを汚すようにアドバイスをする。
それをきっかけにファインプレーが生まれ、反撃に出るレッドビッキーズ。
最終回、令子のアドバイスに従い、再びスパイクをグラウンドの土で汚し、スタイルは長打を
放つ。スタイルが、サードを回ろうとしたとき、令子は相手の好返球を見て、スタイルをサードで止める。しかし、次のトータスは、打ち取られ、試合に負けてしまう。
スタイルを、サードで止めたことを悔いた令子であったが、スタイルの祖父は、勝ちたい気持ちを抑えて、スタイルをサードで止めた令子の判断は適切であったと褒め称え、スタイルを令子にあずけると言って、ひとり四国の田舎に帰るのであった。
というお話。
ピンクレディー全盛の頃ならば、スタイルの祖父が連発した「ウ~ウォンテッド!」という身振りの意味もわかるが、今の時代いきなり、そこから入っても、何のことだか直ぐわからなかった。
というか、令子たちを威圧するために見せた仕草に「ウォンテッド」を使う意味がわからん(笑)
あの仕草を見ていて、むしろ感じたのは、ホットペッパーのCM風に、別のコメントを当て込んだら面白そうだと、どうでもいいことを想像してしまった。
そして、スパイクの汚れを気にしだす絶妙な?前振りにより、倉田恭介はスタイルというニックネームがついた。
味のある祖父を演じた伊沢一郎氏は、「ウルトラマン80」や「ぼくら野球探偵団」などに出演し、
平成7年5月14日84歳で永眠されました。