第3話「快速球の誕生日」
2005年 11月 03日
別の日、石黒コーチはナッツにコントロールマシーンを使って投球の練習をしていた。令子は石黒コーチから特訓に誘ったのにノミさんが来ないことを知り探しに行く。そして病院から出てくるノミさんを見かける。
事情を聞くと、母親が出産を控えているが、難産で命を落とすかも知れないと知り、令子はその日からノミさんの日常生活の世話を買って出る。
その間にも、ナッツは腕をメキメキ上げ、石黒コーチはホワイトコンドルとの練習試合の先発にナッツを使うことを考えていた。
そして、ノミさんの母親は出産を迎え、無事弟が生まれる。よろこびをかみ締め、荒川沿いを令子とともに走り回るノミさんであった。
ホワイトコンドルの練習試合、遅れてやってきたノミさんは、先発のナッツと交代し、生まれてきた弟と、出産でがんばった母親への思いを込めて、快速球で強打者弓田を三振に捕るのであった。
・・・というお話。
前触れもなく突然、元スワローズの荒川暁が出てくるのがワラタ。本当にセリフ棒読みだ!(^^)
そして突然、いなくなって、突然、投球マシーンが出てきた(爆)。やっぱ初期の子供番組はそんな感じなんだね。
特撮の東映らしく?ナッツに覚えさせたカーブは、はっきり言って、ユリカボールの比ではないほど、すっごい曲がってたぞ(w)。
出オチの奥田英二も今と違って、好青年ですがすがしい。今の奥田英二は、ダンディーっていやダンディーだけど、ただのオヤジにしか見えないときもある。個人的には「ぼやき節」と「怒りキャラ」で、将来の中尾彬につながっている気がする。
ちなみに、ナッツと石黒コーチが河川敷でコントロールマシーンを使って練習していた場所も、既出、石黒コーチの縁談で出ていた「本富士見橋」である。
当時は、水辺の近くまでいけたのに、今は草木が生茂り、まったく近づけない。水難事故防止のためなのかな。
この書き込みに思わず反応してしまった。
そうです、彼こそビッキーズ唯一の“棒読みキング”です。
しかも初登場時は、コーチもせずに一人で打ちまくっていつのまにか消えてる(笑)。
東映作品っていつも主役か主役級の俳優に必ず1人は大根がいるのですが、ビッキーズは子役も含めて、珍しくみんな演技の出来る俳優揃いの作品なのです。
それゆえ、あの“棒読みキング”は特に目立ちますね。
神出鬼没、これからも忘れたころにいきなり現れますからお楽しみに。