今週のツッコミどころ(第49話~52話)
2009年 05月 31日
益々、アイドル番組化してきた「それゆけ!」。もちろん今週のツッコミどころは
第49話「海とキャンプとふるさとと 」でしょう!
映像:ファミリー劇場から。それゆけ!レッドビッキーズ(C)石森プロ/東映株式会社
映像:ファミリー劇場から。それゆけ!レッドビッキーズ(C)石森プロ/東映株式会社
映像:ファミリー劇場から。それゆけ!レッドビッキーズ(C)石森プロ/東映株式会社
樹理の「まだ早い!」というセリフも笑えますが、ならいつなら?いいのでしょう(笑)。
映像:ファミリー劇場から。それゆけ!レッドビッキーズ(C)石森プロ/東映株式会社
樹理のセミヌードオンパレードでした(w)
【1】町内会会長が、新しい野球用具を子供達に提供しようとした。しかし樹理監督・野川コーチが「使い慣れたボロボロのグラブのほうが手に馴染んで使いやすい」と子供達に諭し、結果的に子供達は自主的に新しい道具を返した。
【2】樹理監督が子供達に他の弱小チームの取材に行かせた。工事資材置場・アスファルトの上・神社境内など、野球グランドがなくても一生懸命練習している選手を目の当たりにさせて意識を変えさせた。
ありきたりの表現になり恐縮なのですが、「教育番組」そのものだと思いました。たった30分間の中に、いろいろ盛り込まれていたと思います。
樹理監督「(バーベキュー)その前に、みんなの感想が聞きたいわ」
トロケン「・・・あのチームはグランドがないんだ!」
イチャモン「はっきり言ってボロチームなんだぜ・・だけど・・・」
樹理監督「だけどぉ?」
・・から始まる一連のやりとりが、とっても印象に残ったお話でした。
教育的要素もあると思いますが、大人になってみると
子供向け番組というよりは、やはりヒロインのための
アイドル番組という部分も感じます。
がんばれ!は、当時のアイドル林寛子さんを目当てに
見ていた人も多いと思いますが、ストーリー的には
子供が主人公だったと思います。
それに対して、それゆけ!はがんばれ!以上に監督にスポットライトが
当たっているが故に、試合のない野球番組になったのではと、
個人的に思ってます(笑)。
でも、ゆかり監督と樹理監督の魅力が存分に出た作品になったので、(こうやって数十年後に振り返ってみたときに、野球のシーンは少なかったけれども)結果的にはそれで良かったのではないかと思いました。